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食餌の回数

2005年03月29日 AQ


「 今朝も例によって 5時には ○○ に起こされました・・・。朝からお腹がすくんでしょうか、すごい勢いで餌を食べてました。その後少し運動をさせると寝てくれるんでなんとかこっちの睡眠もとれそうです 

大変ですね。かわいい我が子の為なら睡眠不足なんて大丈夫!・・・ ほんとですか? 人が通常おこなっている習慣的な生活リズムを崩してまで、長い間のペットとの友好的な共生生活を営む自信はありますか?


ペット ( 犬・猫 ) に与える食餌の回数については、年齢 ( 月齢 ) や状況で変化します。全般に言える事は、ペットに対しては時間のくぎりを 24時間単位 で考えることが望ましいのですが、その時に併せて人間の生活リズムも考慮しなければなりません。ご質問のペットはまだ 生後40日 の仔犬。一度に摂取できる食餌量も少ないし、代謝が早いため成犬よりも 「 お腹が早くすく 」 という事はあたり前の事になります。

犬・猫ともに 生後60日 までは、一日に必要な食餌量 ( 摂取カロリー ) を 4回〜6回 にわけて与えます。60日 を過ぎた頃から一日に 3回〜4回、120日 を過ぎた頃から 1日に3回、180日 を過ぎた時点で1日に 2回 ほどに分けて与えれば良いでしょう。よく 「 ペットに食餌を与えすぎるとアホ ( バカ? ) になる 」 という事を耳にしますが、完全な " ガセビア " です。必要以上に食餌やオヤツを与えすぎて、肥満になり心臓や関節に負担がかかったり、糖尿になるおそれがあるということを言いたいが為の言い回しなんでしょうが、それを信じて、1日に1回しか食餌を与えない飼い主が多いのが事実です。

基本的に体重をコントロールして、理想的な体型をキープする為には、食餌回数を減らすのではなく、食餌回数を増やすほうが理にかなっていると言う事を知識として知っていて下さい。ただし、生後180日までの仔犬・仔猫に食餌 ( 量・摂取カロリー ) の制限は好ましくありませんので、注意して下さい。

大きくなって欲しくないから仔犬・仔猫に与える食餌の量を意図的に減らしている方はいませんか?教えてあげましょうか!すごく小さく成長しないように育てる方法を!でもそれを聞いて実践したした瞬間に、その方はペットを飼う資格がありません。太らさないと言う事と、身体の成長を制限すると言う事は似て非なるものです。身体の成長が安定してくる 180日 までの間、それぞれの食餌回数に分けて与えながら、1回の食餌量を増やしていき、そのペットの要求量を満たしてあげて下さい。

どれぐらいの量を与えるのが適当なのかとよく質問をお受けしますが、その仔の代謝の状況・種類・生活環境・与えているフードの内容などによって変わります。ペットショップで 「 頭1個分を与えて下さい 」 と言っているみたいですが、完全に間違っているアドバイスです。仕事を怠慢するなと言いたい。実際にこの記事を見ている方に対して、すべての人に当てはまるアドバイスは不可能です。

個々のお話を聞いて、それぞれの状況に合わせてアドバイスさせていただくほうが好ましいのですが、しいて言える事は、とりあえずフードの後ろに書かれている給与量を目安に与える事を基本としてスタートし、成長の具合 ( 体重の増加量・見た目の体型・便の状態・食餌を食べたあとのしぐさ ) を確認しながら、加減していただく方法がもっとも良いかと思います。

話は一番始めに戻りますが、食餌を与える時間帯は、人間の生活時間を当てはめないで下さい。つまり朝に朝食、12時にお昼、3:00におやつ・・・。この感覚が間違いの元です。病気などで介護しなければならない状況を除いて通常は、人間が朝起きた時に1回、寝る寸前に1回、あとは1日に与える回数をその間で埋めれば良いのです。

仕事の関係で間に2回も3回も与えられない!それは仕方がないですね。冷たい言い方ですが、それをわかっててペットを飼ったんですよね?万事すべてが丸く収まる事はなかなか難しいのです。どこの部分で大事な我が子と、飼い主との譲歩しあう線を引くのかが重要になってきます。

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