幼児期の噛み癖
2005年03月29日 AQ
噛み癖を直したいのですが・・・ 仔犬なので、ある程度は仕方がないと思うのですが・・・ 手が傷だらけ、それにみんなが 「 かわいい 」 と撫でてくれるのですが、その手をカミカミ ” かわいくなーい ” なにか良い方法があれば教えて下さい。(>_<)
その仔犬の年齢は生後 2ヶ月 とのこと ・・・ この幼児期の段階では、「 噛み癖 」 と呼ばれるほどのものではありません。仔犬にとっては、ただの愛情表現と単なる遊びです。物を咥えてカミカミし、ウーと唸りながら振り回す行為は、自分が今、唯一できる遊びなのです。そのうち違う遊びを覚え、そちらの方が面白ければ自然とそちらの方に移行します。
( 少し時間がかかりますが ・・・ )
物を噛む行為と、手を噛む行為は仔犬にとって目的が違います。物を執拗に噛む行為は、成長期に必ずある歯の生え変わりが原因です。犬の場合ですが、歯は生後 8週間 ほどで 28本 生えてきます ( 乳歯 )。
内訳は、上側・下側共に、切歯 ( 前歯 ) 6本、犬歯2本、前臼歯6本の合計28本となります。通常生後60日から7ヶ月の間に徐々に永久歯に生え変わり、最終的には、上側 切歯 ( 前歯 ) 6本、犬歯2本、前臼歯8本、後臼歯4本 ・ 下側 切歯 ( 前歯 ) 6本、犬歯2本、前臼歯8本、後臼歯6本の合計 42本 の構成となります。
この生え変わりの時期は、犬にとっては非常にむずがゆく、気持ちの悪いものみたいです。このことから 「 物を噛む行為 」 は、生後 7ヶ月 まで続く事になります。
今、手を噛むからといって、将来噛む犬になる事はありません。大事なのは、噛まれた時の飼い主の態度です。痛い、痛いと大きな声で言ったり、少し手を引く行為をしていませんか? それを見て仔犬は、その人の弱みを握ったかのように執拗に手を噛む行為を続けます。
そして初めは遊びのつもりだったのが、段々と本気になってきて噛む様になってきます。それに飼い主様自信も、その執拗に噛む仔犬を見て、痛い、可愛くないと言いながら、どこか心の中で微笑ましくその行為を楽しんでいる部分はありませんか? 仔犬は、その部分をわかっているのですよ。
犬種に限らず幼児期の間は、手を噛む行為はしばらく続きますが飼い主との主従関係がハッキリとしてくると、自然とその行為は治まってきます。ですが早めのうちにその手を噛む行為を、やめさしたいのであれば ” しかる ” しかありません。
短く、キツイ口調でしかってあげてください。そのときの態度は、冷めた態度で。「 あ〜、こういう事をすれば飼い主は喜ばないんだ ・・・ 」 そう理解させる事が大事です。
しかる時は名前を呼んではいけません。「 ○○ちゃん、やめなさい! 」 これはダメです。そして、その他におもちゃやボールなどを噛まさしてあげてすぐに大げさに褒めてあげてください。逆に、ほめる時には大きく名前を呼んであげてください。それで治らないようであれば、手に仔犬が嫌うような味のものを手に塗りつけて、噛ませてあげる事です。
「 うわ〜、手を噛んでもまずいから、噛むのをやめよう ・・・ 」 という気にさせるのもひとつの手段です。これにはペットボタニックスから、” ビターエンドクリーム ”、” ビターエンドスプレー ” という身体には影響のない商品や、その他のものがあります。


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