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アカラス ( ニキビダニ )

2005年05月12日 AQ
毛包内・・・ つまり毛の根元の隠れている部分 ( 毛根が納まっている場所です ) に寄生する 『 ニキビダニ 』 によっておこる皮膚炎です。毛包内に寄生するダニが原因で症状が発生するため、『 毛包虫症 』 とも呼ばれています。

『 アカラス 』 も病名です。ニキビダニの英名は 『 デモデックス ( demodex ) 』 と呼ばれています。気持ちが悪いでしょうが、このダニは多くの健康犬や猫、人間にも、もともと少数ですが毛包内に存在しています。だからといって、通常は何も問題はありません。

◎ 発症するきっかけは、免疫力の低下です。

これには、遺伝、年齢、栄養状態、ストレス、発情などが関連していると報告されています。一般に、免疫力の安定しない生後2ヶ月〜10ヶ月ほどの仔犬や仔猫に発症することが多く、3歳以上の成犬では少ないとされています。また、老齢となり免疫力が低下してくると発症確率が高まります。理由はわからないのですが、長毛種より短毛種に寄生が多いようです。

■ 感染するさいの経路
直接接触、特に哺乳時における、母親から子供への感染が主要経路であると考えられています。つまり母子感染が一番確率が高いのですが、全身性に広がった感染犬の場合は、共に生活している周りの犬にも感染させてしまいます。感染犬は、繁殖に使用する事は好ましくありません。ただし、全生涯を寄生した宿主の皮膚で過ごす為、犬や猫のアカラスが人間に感染する事はありません。

■ 症状
初め、眼や口の周り、前後の足先に多く見られ、ごく小さなアカラスの発症の場合は、まれにですが自然に症状が治まる場合もありますが、やがて全身性に広がっていく傾向にあります。アカラスの多数の寄生により、皮脂腺は拡張、破壊し、脱毛をきたします。そして皮膚の血管は拡張、充血し、真っ赤に炎症をおこします。

その他の症状は、皮膚がはがれ落ち、脱毛が広がっていくような経過をとる乾燥型と、細菌の二次感染を受け、化膿してジュクジュクになる湿潤型があり、湿潤型の方が重症であることが多いみたいです。一般に、アカラスだけが発症した場合は、かゆみや痛みはほとんどなく、細菌やほかの寄生虫の感染が合併するとかゆみが激しくおこります。猫にもまれに発症し、ポチッとしたできものが見られますが、全身性となることは少ないみたいです。

■ 診断
皮膚を出血するまで引っ掻いて = 掻爬 ( そうは ) テスト ( 皮膚の深いところにいる場合が多い為 ) 10〜20% 水酸化カリウム水溶液で皮膚片を溶かしてから、顕微鏡で検査します。実際にニキビダニが多数寄生していても見つからない場合も多いので、数回の検査が必要になります。

■ 治療
皮膚を保護することが重要になります。抗生物質の内服や塗布により細菌の二次感染防止に努め、治療を進めると同時に、栄養状態、ストレス、飼育環境に注意し、免疫力の上昇による治癒を待ちます。ステロイド剤を用いて痒みをおさえることは、かえって免疫力の低下を促してしまうので、この場合は絶対に禁止です。

治療の方法としては、外部寄生虫の神経系を狂わせる薬剤である、イベルメクチンの注射 ( 週1回を 2〜4 回以上 ) や、イベルメクチンの投与をおこないます。また、アミトラズという薬剤で2週間に一回程度、薬浴させる方法などがあり、これらは平行して行うことでより効果が高まります。

いずれにせよ一度発症してしまうと、1ヶ月〜1年以上の長期に渡る治療が必要となりますし、完全な治癒も困難な場合もあります。

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1. 顔ダニ(ニキビダニ、毛包虫)を観てみたい : その2  [ ちいさいのに出会いました ]
2007年08月23日 17:49
ウェッブを彷徨って分かったのは、信憑性は定かではありませんが、どうも顔ダニには次の二種類がいるということです。
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