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香り

2006年03月19日 AQ
『 猫にみかん? 』 で匂いの話をしたから、この記事では続きで " 香り " のお話を。

" 香り " と言ってもペットフードに含まれるフレーバーについてではなく、単純にシャンプーやコンディショナー、美容の後に付けるコロンなどに含まれる " 香料 " についてのお話です。
香料は、主に天然香料 ( 植物性、動物性 ) と合成香料に分けられ、それぞれ単体の香料をブレンドする事により、新たに " 調合香料 " と言う形で使用される事が一般的に多いみたいです。

調合香料は 10種類 程度、またはそれ以上の香料をブレンドし、このブレンドは専門の調香師 ( perfumer ) によっておこなわれます。

天然香料は天候などによって価格が大きく変動し、そのものによっては入手が困難な状況になることもあり、品質を一定化させる事が非常に難しいのですが、合成香料は安価で大量生産が可能になります。

ただ、科学の進歩によって天然香料の特徴を良くとらえた合成香料が市場に出ていますが、天然香料には天然香料の良さがあり、いくら分析して同じ成分で調合したとしても、天然にある独特の香りの良さを出すことはできないようです。

しかし、天然香料中には 『 光感作性 』 や 『 皮膚刺激性 』 の原因となる成分を含んでいるものもあり、これらの代替品としての " 合成香料 " の役割は大きくなります。天然のものすべてが良いとは限らない、良い例ですね。

天然香料 ( 植物性香料 )
植物の花、枝葉、幹、樹皮、果実、種子、根茎などを蒸留または溶剤抽出により抽出したもの。

天然香料 ( 動物性香料 )
動物体を起源とするもので、動物の分泌物、病的結石などから抽出によって得られるもの。

合成香料
天然香料の主成分を物理・化学的方法によって単離したもの、および、これらの単離香料を再合成したもの、さらには、石炭、石油、油脂、天然ガスなどの資源から化学的に合成されたもの。

香りを表現する言葉は、直感的なものから一般的なものまで色々とありますが、通常、香料の香調を表現する場合には 11種類 の言葉を用います。

スパイシー ( spicy : 香辛料の感じのにおい )
グリーン ( green : 植物の青くさいにおい )
シトラス ( citrus : 柑橘系のにおい )
フルーティ ( fruity : 果物のようなにおい )
アルデヒド ( aldehyde : 鋭い脂肪臭の感じのにおい )
フローラル ( floral : 花を想わせるにおい )
モッシィ ( mossy : 苔類のにおい )
ウッディ ( woody : 木の香りを想わせるにおい )
パウダリー ( powdery : 粉っぽい感じのにおい )
バルサミック ( balsamic : 樹脂のようなにおい )
アニマル ( animal : 動物の性的分泌物のにおい )

余談になりますが、香水とオードトワレ、オーデコロンの違いは何で決めているのでしょうか 一般に香料の濃度とアルコール分の量、使用方法から分類されているそうです。

『 香水 』 は香料を 20 〜 25% の割合で、99.5% と純度の高い上質のアルコールに溶かしたものです。『 オードトワレ 』 は、80 〜 85% のアルコール水溶液に香料を 7 〜 10% 前後溶かしたもので、匂い立ちは香水より弱くなりますが、それだけにかえって用途も広くなります。

『 オーデコロン 』 は香料含有率が 3 〜 5% とさらに少なくなりますが、手軽に使用できることもあり、さらに広範囲で使用できるような設定になっています。(^^)

■ 写真提供サイト : 2000ピクセル以上のフリー写真素材集
■参考資料 : ZOIC 研究レポート

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